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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2016年09月13日

総光寺でゆっくり

今日は雨の降らないうちに松山に行こうと朝、家を出ました。

歴史公園や伝承館をまずみるつもりが月曜日はお休みkao17
相方さんときーちゃんは眺海の森へ
私は一時間の予定で総光寺をゆっくりみて歩くつもりです。


降りると左にきのこ杉

右に酒田市重要文化財の山門が見える。
約230年前の建立
素朴ながら一目で古さを感じる豪壮な造りの山門をくぐると
左右の仁王様が迫力があるのになんだか可愛い






























総光寺は今から約630年前の至徳元年に、月庵良円禅師を開山とし、
伊勢守佐藤正信公を開基として創建された曹洞宗の禅寺
佐藤正信公の墓と
佐藤氏家世碑
碑に刻まれた家世(代々の家柄。家系。)の
パンフレットが受付にある。
佐藤正信公の祖先は義経千本桜で有名な
佐藤継信と忠信の兄弟
屋島の合戦で身をもって義経を守り(平教経の)
矢にあたり討ち死にした継信である・・・・・
と言う事で興味深い。



お参りの後ゆっくり本堂を拝見すると
欄間の彫刻のなんと素晴らしいこと
特にお部屋の中の龍は後藤三惣作で
二面一対で両面(表と裏)から鑑賞することができるのです。
透かし彫りというのでしょうか。
欄間二面を龍が渡っているのです。


素晴らしいです。

また廊下からみる欄間も彫刻が飛び出してきそうです。



















廊下の端に蒲団のようなものをかぶったお地蔵さまがいっぱいです。
初めて見たのでこの地方独特のものかしらと思いました。
寒い地方なので我が子を思いお地蔵さまに暖かいものを
着せてあげたいという願いからなのでしょうか。
もし知っていらしたら教えて下さい。

















傘福が下がっていました。
廊下にあったもの(右)は特に色もだいぶあせて古さを感じました。
いい傘福ですねface02
一針一針願いをこめた思いが伝わってくる感じがします。



























お庭に出て歩いてみました。
















お寺のお嫁さんがとても気さくな方で
いろいろ教えて下さいました。

「昔は奥の院がここから見えたそうですよ」
部屋から庭に出てすぐ変わった石があり
そこは拝石であるという事でした。
今は木に覆われ山の上はみえませんが
道があって昔は登れたのですね。
けものみちになっているようです。

前に一度来ているのですが
今回はゆっくりと見ることが出来て
本当に良い時間でした。

この後、峰の薬師堂 奥の院に行きました。


ここから見る景色 いい  


Posted by igymama at 00:16Comments(0)お寺