古布と手作りの店　祥風庵

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28日の記事で
奉納袋で作った筒状のスヌードの話をしました。

同じような布地をさがして同じ大きさで作ってみました。

















結んだりしないでも
被ってくちゅくちゅと形を
整えればいいので
とても便利です。






















一重仕立てなので裏が見えてもいいように
縫い合わせる時
中表に合わせた布を少しずらして縫い
長い方の布を被せてもう一度縫っています。

私は手縫いでこのやり方、初めてです。
100年以上前におばあさんが作った奉納袋と
同じやり方で縫ってみました。

  

風は強いけれど窓越しの陽射しが気持ちいい
お昼前の酒田です。
ラジオから流れるはがきのメッセージに
一人でニヤニヤしながら庭の白梅の鉢植えをながめています。

あきっぽくて同じ物を作るのが苦手で
何か面白い物ないかといつも思っているのですが
先日、リサイクルのデニムのスカートを見て
ショルダーバッグを作りたくて
ファスナーや切れ目をそのままデザインとして一気に作りました。

























裏は古布のメリンスを使い
縦の切れ目をポケットにして縦長に作り
折り返して布を見せて二通りに使えて便利













もう一つはファスナーのところを残してポケットに
やはり縦長のままでも折り返しても使えます。
裏は今風な感じですが昔の布です。







あらら
書いているうちに
曇ってきてしまった。  

これは相方さんが捨てずにとっておいた袋類の一部です。
聞くところによると
昔は　大地の恵みの米や小豆などを入れて
神社などに奉納するときに使ったそうです。
そういえば七五三などの祝儀袋などの表書きに
「初穂料」と書きますね。
名残でしょうか（　＾ω＾）・・・

この袋、中に持ち主の名前とか年月日が書いてあるものがいくつかあり
いつ作られたか大体わかるのが面白いです。
大正から昭和初めのものが多いようです。


作り方は底を四角にとり
一辺に2枚の長方形の布をはいで
作ってあります。









これは袋の底をとり
筒状にしたものです。
名前が白い布に墨で書いてあり
しっかりと縫い付けてありました。
相方さんのおばあ様の
お嫁入り前の名前でした。
ゆうに作って100年はたっています。


ほどく時
底をはずすだけなのに1時間もかかってしまいました。
しっかりと作ってあるうえ　綿の古布と糸が一体化して
容易にほどけないのです。
34×27センチのこの筒状の布は



首にまくスヌードとして













自由にアレンジ出来る帽子に
使っていきたいと思っています。





  

3年前に庭のすみっこに地植えしたクリスマスローズが
大きな八重の花をつけました。
たしかイチゴ畑で葉っぱだけの小さなものを買ったんだっけ・・

イチゴ畑の入口に置いてあった浮かし花
去年
憬れて少しだけ浮かしてみたけれど



大きな器にたくさん浮かしてみたい
という思いがやはりつのります。







鉢植えの黒いクリスマスローズが
今年は色が薄くなったようです。







でもまた咲いてくれてありがとう
と心で思うこの頃です。

  

手作り仲間で仲良しの友人は
あけびのつるを求め庄内の山を野を
駆けずり回る
とても私には出来ない事を
いとも簡単にやってのける
そんな彼女の作ったランプシェードに
色が何色も変わっていくランプを入れて
上に古い蚊帳生地でおおい
色の変化を楽しんでいます。

ランプは鶴岡や酒田で染めを教えていらしゃる
Ⅽ氏の手作りで
彼の木で作る灯篭風ランプシェードの細かな模様から
写し出される幻想的な灯りが素敵だったので
分けていただきました。





  

先日、用事で東京に行ってきました。

行きは山形新幹線で帰りはその日の夜の高速バスで
泊まらずの忙しい一日です。
仕事がすんで横浜にいる母との久しぶりの再会
92才の母は耳が若干遠いという事以外は
年相応の元気さ
何と言っても入歯が一本もないというのには驚きです。










横浜市の以前住んでいた場所は
懐かしい
渋谷に向かう
右は渋谷のマークシティの屋上
ここから高速バスがでるのです

渋谷東急百貨店の地下フードショーで
これだけは買ってかえりたかったのが
ターブル・オギノのリエットです。
バケットに最高

酒田に帰ってあっという間に食べちゃいました。

昨日庭の蕗の薹をとりふき味噌を作りました。
ふきに味付けしてみりんでといた味噌は少なめにしてねり
ペースト状にしてリエットの入れ物に入れて
パンにつけて食べました。

リエットもいいけれど蕗の薹ペーストも
美味しかった。
母にも食べさせたいな（　＾ω＾）・・・



  

デニムの端切れをはぎ合わせてバッグを作りました。
飾りボタンと裏は古いメリンス生地で
中にはポケットをたくさんつけました。
大き目なバッグなので物がいっぱい入ります。




診察券や保険証のカード入れにお薬手帳も入り
ブックカバーにも使えます。
ねこのアップリケやポッケットを付けたりパッチワークしたり
裏は表に合わせた古布を使っています。













  

家の庭に３本の古い赤松の大木があります。
たくさん落ちている松ぼっくりを使い何か出来ないかと思い
作り始めたのは1年前のこと
最初は長四角に切った布を入れ込む形で
いろいろ作っていましたが

















休み中、
つまみ細工風にしてみると何だか立体的になって
面白かったのでたくさん作ってブローチに
してみました。







































大好きな古縮緬を使って作ってみました。
色合いと雰囲気が写真より実際にみたほうが素敵と
自己満足しています。
以前は端切れをつかって作っていたので
色の統一感がもひとつでした。
一枚の布の持つ柄や色合いの微妙な距離感と統一感
それはたとえ切り刻むことになっても
出来上がってみるとすごく面白いですね。  

冬季休業中は何処に行くと言う事もなく
大好きな手作りに明け暮れました。

２月半ば、友人知人４人で先生をお呼びして
藍染めと草木染めを教えていただきました。
それぞれ染めたい物を持ち寄り
ある人は白い綿セーターを
ある人は大きなテーブルクロスを
ブラウスを襦袢を布をストールを染めていきました。
私はストールと手拭い、帯芯を染めました。






その何日後かにためておいた玉ねぎの皮で
一人で染めてみました。
草木染は媒染により色が変わるので
玉ねぎで染めたあと
チタンとアルミの２種類でどんな色になるのかやってみました。
アルミはあざやかな黄色に
チタンは薄茶色になりました。
しばらくすると色はだんだんと落ち着いてきました。













昔の帯芯を藍染めした
厚地のバッグに
玉ねぎ染めの手拭いの
ポケット























少し大判のストール
綺麗な色に染まりました。


お客様で藍染めを体験したいと希望される方がいらしゃるので
５月のはじめ頃に先生をお呼びして体験レッスンを
してみたいと思っております。
  

去年作った針箱は店と部屋を行き来するのにとっても便利な優れモノ（　＾ω＾）・・・
とても気に入きっているのでご紹介します。
しかも安くて簡単



まず100円ショップで違うタイプの飾り箱と飾り棚を3個買いボンドでつける。
端切れで8×3の布を2種類2枚づつ作りお手玉のように縫って針刺しを作り
左の箱の下に入れる。出して近くに置くことも出来て便利です。
針刺しは入ればどんなものでも大丈夫



100円ショップの木製洗濯バサミに古布をはっつけて楽しんでいます。