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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2017年08月17日

外国クルーズ船と酒田港クルーズ

8月2日、ギンギンに晴れた日
酒田港にイタリア船籍の「コスタ ネオロマンチカ」号が入港しました。
外国クルーズ船は初めてということで埠頭には約1千人の市民が詰めかけ
酒田青年会議所は前日の夜にマイクロバスほどもある山車「日吉丸」を
30人掛かりで2時間半かけて埠頭に運んだそうです。
船が入ると太鼓を打ち鳴らし歓迎のセレモニー

そんな日の午後、ふらっと入っていらしたのが熊本市からいらした方々でした。

熊本はご存知のように昨年の大震災がまだまだ脳裏に刻まれ忘れられない
場所です。
お茶を飲みながらいろいろなお話を伺いました。
昨年ねぶた1基が震災復興と激励に熊本まで来てくれて
その御礼を兼ねてねぶた祭り期間に訪問出来るツアーに参加したそうです。
外国船なのでパスポートがないと入れないとは聞いていましたが
飲み物食べ物は持込み禁止、電話は外国にかけるのと同じ・・・等

話のなかで、加茂水族館に行きたかったがどう行けばいいかわからない
旨のお話に、相方さんが車でお連れする事になりました。
後日心温まるお品やお礼状をお二人からいただきましたが
そのお手紙からは酒田の方々の歓迎ぶりやお見送りに
感動したとの言葉にあふれていました。

その文面に私は涙があふれました。
これは歓迎にお見送りにそして関係されたすべての方に
読んでいただきたく抜粋してみました。

「今回初めての外国船と言う事もあったのでしょうし、役所からの動員要請もあったのでしょうが
酒田の方々の歓迎ぶりや見送りには大変感激致しました。
震災以来涙もろくなっているせいかもしれませんが、寄港の時も、出港の時もその様な姿を
見るだけで何かを感じ涙がこぼれるのを禁じ得ませんでした。
あまり感情を出さない家内も出港の際は珍しく大声で ”行ってきます” ”ありがとう”を繰り返し
繰り返し言っておりましたし他の乗客の方々も同じ様な思いだったのではと思います。
私は涙で声をはっする事が出来ず岸壁が小さくなるまで見送りの皆さんと、美しいたくさんの
花火に見入っておりました。この様な経験は初めてで一生心に残る一日となりました。」

私と同世代の方々が感動して帰られたこの岸壁や酒田港を
私も船側から見たいなと思い昨夕「酒田港クルーズ」に参加しました。
あいにく鳥海山は雲がかかっていましたが
雲の下に夕日を見ることが出来ました。
船上からみる景色は心地良い風と共に何かノスタルジックな
空間的な隔たりみたいな感情がわき
確かにここで花火を見る事が出来れば最高だろうと思いました。

帰りに知人のお店で生ビールと焼き鳥
話が弾み最高の夏のひと時でした。


  


Posted by igymama at 17:34Comments(0)その他